本と酒があれば、人生何とかやっていける

読んだ本の感想や気付きを中心に、雑感をつらつらと綴っていきます

2019-01-01から1年間の記事一覧

〈本〉『美しい距離』

【「今」の大切さを噛み締められることになった】 ただバカ話をしているだけではない 『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』を読んで気になった本が何冊かあったので、すべて読んでみた。読んだ本は以下…

「ありがとう」は減るものではない

【「ありがとう」を繰り返そう】 帯状疱疹の前後で揺れる 今週、生まれて初めてMRIを撮った。筒の中に頭を突っ込み、騒音がする中で約12分間を過ごした。耳栓をしていたこともあり、騒がしかったにもかかわらず最後の方は思わず眠ってしまっていた。 平成の…

〈本〉『ねこ背は治る!』

【健全な動作には、健全な精神が宿る】 予想を裏切られた 本を読むと良い意味でも悪い意味でも、予想や期待を裏切られることがある。本のタイトルから勝手に「こんな内容だろう」と想像したり、時には「こうであるはずだ」と勝手に期待値を持ち上げるからだ…

記憶がなくなるほど酒を飲む

【それでも、酒は止められないのである】 記憶をなくして何が悪い 良いか悪いかはさて置き(一般的には悪いという判断をされることになる)、私は飲むとよく記憶をなくす。より正確に言えば、昨晩の発言を翌朝に覚えていないことが多い。はっきり言って、良…

〈本〉『もろだしガールズトーク』

【これだから、読書は止められないのだ】 最後まで我慢せよ タイトルに偽り無し!我が生涯に一片の悔い無し!(ラオウ) なんだ、この出だしは... と思われた方、意味不明で申し訳ない(土下座)。この本はこんな調子のオンパレード。撤退も読書の選択肢のひ…

ながらスマホが無くなるだけで、街の風景が美しく見える

【その1分で失うものは何かあるだろうか】 私はこれで「ながらスマホ」を止めた 歩きながらの「ながらスマホ」がとても気になる。若者に多く見られるものの、ここのところ老若男女を問わず見受けられるのが気にくわない。先日も、和服に身を包んだマダムが熱…

「無駄」は役に立たないことなのか

【結局は、意識しているかしていないかの違いなのだ】 無駄は無駄なのか 無駄。辞書では「役に立たないこと」という説明が筆頭にくることが多い。無駄は役に立たないことなのか。果たして、無駄は無駄なのだろうか。 実際、無駄な無駄はあるだろう。本当に瑣…

〈本〉『「人を動かす人」になれ!』

【行動があって、その後に言葉が付いてくる】 120歳まで生きる 出口治明さんと鈴木喬さんの本を再読した後で、再読しようと思った本がある。日本電産の創業者、永守重信さんの本だ。先週の日経にどーんと、その元気そうな姿を披露していた。相変わらず、しゃ…

〈本〉『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』

【人間は自分に都合の良い情報しか目に入れようとしない】 看板は難しい もの足りなかった。これが読了後の本音。これは期待と現実のギャップによるものだ。タイトルを見て期待したのは、どんな70人の変人話が聞けて(読めて)、70冊の本からどれくらい読み…

〈本〉『世界のビジネスエリートが身につける 教養としてのワイン』

【ワインはニューワールドかイタリアを飲もう】 一般常識としてのワイン 佐藤優が推薦しているので読んでみた。ビジネスエリート、とは異なる世界に住んでいる自分としては(現状を正しく認識することは大切だと思う)、"身につける"必要はないと判断して…

このブログの看板

【今の"読みたい"という気持ちを逃すな】 看板の由来 人間にしても本にしてもブログにしても、大切なのは中身であることに変わりはない。が、興味を持ってもらわなければ中身を見てもらうことすらできない。このブログの看板「本と酒があれば、人生何とか…

〈本〉『宇宙授業』

【本棚と向き合えば、手を差し伸べてくれる本がある】 読みたい本は尽きない 何を読めば良いのか分からない。読みたい本が見つからない。たまに目にする耳にする悩みだが、読みたい本が尽きない私にとっては何とも理解が難しい悩みだ。一冊の本を読めばあれ…

私のハンドルネーム

【美味い酒が飲めればいい】 私のハンドルネーム 今更だが、私のハンドルネーム「allblue300」は「オールブルーサンジ」と読み、漫画『ワンピース』麦わら海賊団の台所を預かるサンジから取っている。300は3:00に転じてサンジ(3時)と読ませ、オールブルー…

植物と病原体の戦いを追いながら、読書について考えたこと

【雑食もまた一貫した行動基準だ】 雑食は節操がない!? 私は自分の読書を「雑食」と表現することがある。興味を持った本は手当たり次第に読もうとするのだ。好き嫌いなく何でも食べよう(読もう)とするので、雑食と称している。新聞を読んでいる時に、私…

〈本〉『部下を持ったら必ず読む「任せ方」の教科書』

【これぞと思ったことは実践してなんぼだ】 病があけて手にした二冊の本 健康問題にぶつかり、本との付き合い方を見直されることになった。本棚に鎮座する蔵書を読み直そう。そう思い立った経緯は、前回の投稿をご参照願いたい。 病があけて(まだ治療中では…

帯状疱疹を経て、読書に対する姿勢を考え直した

【より良い自分にしていくために本を読む】 「これでいいのか!?」という気付き 何か大きな「事」があると、それまでのリズムやペースが乱され、それとともに「はて、これで良かったのだろうか?」と考えさせられることがある。私の場合、帯状疱疹後がそう…

〈本〉『帯状疱疹の痛みをとる本』

【セカンドオピニオンの一助として】 帯状疱疹を発症した... 約一ヶ月前に「帯状疱疹」を発症して、現在は「帯状疱疹後神経痛」と思われる症状に悩まされている。連休前に皮膚科で紹介された「ペインクリニック」と呼ばれる診療所を往診した際に感じた戸惑い…

上野千鶴子の東京大学学部入学式の祝辞を読んで感じたこと

【結論を先に持ってくれば良かったのではないか】 あなたならどう感じる? 難関大学の晴れがましい入学式の場で、いきなり水を掛けられるような祝辞を浴びたらどんな気分になるだろうか? 話題になった上野千鶴子の東京大学学部入学式の祝辞を何回も読み直し…