本と酒があれば、人生何とかやっていける

読んだ本の感想や気付きを中心に、雑感をつらつらと綴っていきます

嗜好を偏らせた場は複数持っておきたい

【男性だからこそ読むべき本】

大切な発掘場所の一つ

以前、Instagramは資源(本)が枯渇することのない永遠の漁場である、というような話をした。

 

 

もちろん、本を狩ることができるのはSNSに限ったことではない。新聞の広告は新刊の重要な情報源だし、以下で紹介したPRESIDENT Online(プレジデントオンライン)などのメルマガも大事な狩猟場所になっている。

 

 

今日は私の大切な発掘場所の一つを紹介したい。ちなみに、こちらの本はそこで見つけたものだ。

 

ちつのトリセツ 劣化はとまる

ちつのトリセツ 劣化はとまる

 

 

名前の通り、膣(ちつ)の取扱説明書で、著者の原田純氏がたつのゆりこ先生から、目から鱗がボロボロ落ちる「ちつのトリセツ」を指南される経過が、著者自身の赤裸々な告白も交えながら綴られている。

 

我が家は生活クラブという生協を利用しており、月二回この「本の花束」が折り込まれてくる。メジャーな本が紹介されないというわけではないが、どちらかというと心身の健康や季節毎の催事、時事問題などをテーマにした本の紹介が多い。私の大切な本の発掘場所の一つだ。ちなみに、「本の花束」と『ちつのトリセツ』の紹介はこちら。

 

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男性だからこそ読む

まぁ、この『ちつのトリセツ』は基本的に女性が読む本だと思う。表紙には注意として「明るく、まじめにご利用ください。男性のお客様は、間違った期待をなさらないでください。」と釘が刺されている。

 

ちなみに、女性の身体についてはブルーバックスの以下が名著だと思っている。

 

男が知りたい女のからだ―なかなか聞けない87の疑問 (ブルーバックス)

男が知りたい女のからだ―なかなか聞けない87の疑問 (ブルーバックス)

 

 

これは総合的に女性の身体を網羅したものだが、膣に特化してここまで深掘りした本は珍しいかもしれない。注意書きにある通り、明るくまじめな本だ。この手の本は男性だからこそ読むべきだと思う。パートナーのことを考えればなおさらだ。

 

今回の雑感

一つの場所で本を拾っていると嗜好が偏る場合がある(そういった意味では、Instagramは千差万別の趣向を持った人がいるのでバランスが良いかもしれない)。それなので、ある一定のフィルターを掛けて嗜好を偏らせた場は、複数持っておくことは必要なのだと思う。これからも「本の花束」は、私の大切な漁場の一つであり続けるだろう。

 

さらっと書いてしまうが、やはり心と心を通わせたセックスは大切なのだと実感することができた。繰り返しになるが、この『ちつのトリセツ』は男性だからこそ読むべき本だと思う。